哀しみ変換機

やみくもに哀しい気分のとき、とてもきれいな文章を読むと、普段の何倍にもそれが沁みて、「あー世界は美しいなあ」とか、「その世界の美しさを感じ取って文章にできる人の美しさ、愛おしさ!」って思って、ますます哀しいような、切ないような気持がして、目頭が熱くなることがある。

この感覚は、酔っぱらって頭のネジがゆるんでるときに近い。